月別: 2018年3月

行政書士との違い


適正な慰謝料の支払いを受けるまでには書類の作成、不倫した側との交渉があり、場合によっては裁判にまで発展することもあります。時間や手間がかかり、心身の負担も大きいものです。そこで普通は法律のプロに相談・依頼をすることになりますが、選択肢のひとつとしては行政書士をあげることができます。しかし、行政書士には行なえることと行なえないことがあるのです。

行政書士行政書士が行なえる業務の範囲というのは非常に限られており、認められているのは慰謝料問題についての書類の作成のみです。慰謝料問題についての法律相談にのることはできず、慰謝料問題についての交渉の代理人になることや、慰謝料問題についての調停・訴訟の代理人になることは許可されていません。書類だけで慰謝料トラブルが解決することができない場合には、こうした制限がなく依頼人のトータルサポートが可能な弁護士に相談・依頼するしかなくなってしまいます。

とはいえ、弁護士への相談・依頼は高いのではないかと思う人もいるでしょう。しかし、実際には何度でも相談が無料のところや、慰謝料の金額が着手金より安い場合には差額分を返してくれる、慰謝料の支払いを受けられない場合には着手金全額返金など、損をしないような料金設定にしている法律事務所も増えてきているのが現状です。


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司法書士との違い


不倫トラブル解決のための相談先は弁護士以外に司法書士をあげることができます。ただ、弁護士と司法書士とでは、できることに違いがあります。司法書士は慰謝料問題についての書類を依頼人の代わりに作成することは可能ですが、あとのことは制限されているというのが現状です。

司法書士具体的には慰謝料問題についての法律相談のほか、慰謝料問題についての交渉代理人になることや、慰謝料問題についての調停・訴訟の代理人になることはできるケースとできないケースがあります。これらの業務は、法務大臣の認定を受けている司法書士で、請求する慰謝料の金額が140万円以下のケースでなければ認められていません。これに対して、弁護士はここであげた全ての業務をこなすことが可能です。

司法書士に不倫トラブル解決の相談・依頼を行なうことは条件付きで可能ですが、その条件を満たしていなければ弁護士に相談・依頼をし直さなければいけません。時間や手間だけでなく、お金も二重にかかってしまうこともあり得るでしょう。二度手間になるのを避けたいということであれば、はじめから弁護士に不倫問題に関する相談をし、解決に向けて正式に依頼をするのが賢明な判断といえるのではないでしょうか。

いくら請求できるのか


パートナーが不倫をしていることがわかり、慰謝料請求をすることになったとして、一番気になるのはやはり金額ではないでしょうか。慰謝料の相場は50~300万円といわれていますが、最低額と最高額で250万円開きがあると、自分の場合はどうなるのかますます気になってしまうという人もいるでしょう。慰謝料の金額は、不倫によってその後どういう道を夫婦が進むのかによって違ってくるのが一般的です。

金額まず一番慰謝料の金額が高くなりやすいのが、不倫が原因で離婚をするケースです。この場合には、200~300万円の慰謝料になることが多くなっています。次に多いのは不倫のせいで夫婦が別居をすることになったケースです。このケースでは、100~200万円の慰謝料になることが多いです。そして最も金額が低くなることが多いのが、離婚も別居もすることなく、夫婦関係を続けていくことに決めたケースです。この場合では50~100万円の慰謝料になるのが一般的です。

なお、上記の金額は裁判になった場合のもので、裁判をせずに不倫した側との交渉で解決する場合には、上記以外の金額での解決になることもあります。実際の慰謝料の交渉では婚姻期間や精神的苦痛、子の有無などさまざまな要素が考慮されることになるため、増額をして適正な慰謝料を請求したい人は、実現のために尽力してくれる弁護士の力を借りましょう。

弁護士=裁判ではない


不倫トラブルに関する相談を法律事務所の弁護士に相談することは、イコール裁判での解決を目指すという一択しかないと思う人は珍しくありません。たしかに裁判は弁護士を介入させて不倫問題を解決する選択肢のひとつではありますが、すべてではありません。実際の不倫による慰謝料問題では、裁判を起こすことを第一選択とはせずに、はじめに弁護士が不倫をした側と交渉を行ない、トラブルを解決しようと働きかけてくれるケースが多いです。そして、そのまま裁判にいたることなく解決している事例が多いというのが現状です。

慰謝料裁判のような大ごとにせず解決が可能なだけでなく、慰謝料請求を含む不倫問題の解決を弁護士に依頼することにはさまざまな魅力があります。たとえば、専門家である弁護士による慰謝料に関する助言のほか、不倫をした側との交渉を代わりに行なってくれます。依頼人は不倫をした側と顔を合わせる必要がなく、依頼人にとって有利な形での早期解決へと導いてくれるのです。また、慰謝料トラブルの解決のために必要な書類の作成も代行してくれるため、依頼人にかかる心身の負担はとても軽いものとなるでしょう。

このように弁護士に依頼することには多くのメリットがありますが、気になるのはいくら請求できるのか、司法書士や行政書士のような別の士業の方に相談・依頼するのでは駄目なのかということでしょう。これらについては別のページに情報をまとめていますので、参考情報としてお役立ていただければ幸いです。